多くの会社のお手伝いをしていると、多くの悩みや課題を耳にします。
業種も規模も全然違う会社でも、意外と同じような悩みや課題を持っていることに驚きます。
日頃気づいたこと、目にした情報をコラムとし、少しでも経営者の方々の一助となるような情報を提供してまいります。
ビジネスモデルを考えよう
ビジネスモデルとは、利益を生み出す製品やサービスに関する事業戦略と
収益構造のことですが、なかなか真似は出来ない。
いくつかご紹介します。
①ガリバー
中古自動車販売はC(客)toB(業者)toCの典型だったが、
買い取り専門のCtoBとしました。
Cから買った車を、すぐオークションでBに売却。
資金繰りも楽になります。
スピードと品質が必要なため、下記を実施しました。
1.査定を画一化
2.買値はオークション価格を参考に簡単査定
3.査定時間を短縮
②QBハウス 10分で十分
小西社長は月2回髪を切っていたが実際に髪を切るのは10分で
あとはいらないと思った。
カットのみに特化し、金銭の授受は千円札のみの券売機、
予約もなくした。
予約もなく、赤青黄色の店頭シグナルで混み具合を表示し、
10分1000円なので回転率をよくするため駅中や駅周辺に出店。
③ブックオフ 目利き10年、バイト即日
古本屋は"年配の店主が店番する薄暗い店"というイメージで、
買取価格と販売価格を決める「目利き」が重要と言われていたが
それを排除して単純化した。
買取は内容ではなく綺麗かどうか、販売は定価の5割、
一部は100円とするとバイトで十分。
仕入れ価格は販売価格の20%とすることで、安くて速くできるようになった。
④セブン銀行
2001年セブンイレブンにおかれたATMで銀行店舗を持たない。
他行のキャッシュカードで現金を引き出す際の手数料約約180円が収益の柱。
地方銀行はコストのかかるATM店舗から徹底したかったので、
このニーズと合う。
振込もできるし、夜間金庫の代わりにもなる。
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