コラム

多くの会社のお手伝いをしていると、多くの悩みや課題を耳にします。
業種も規模も全然違う会社でも、意外と同じような悩みや課題を持っていることに驚きます。
日頃気づいたこと、目にした情報をコラムとし、少しでも経営者の方々の一助となるような情報を提供してまいります。

社長業は1つの「係」

1.私の辞書に「前例踏襲」という言葉はありません。去年もこうやっていましたからと言うと説明は楽です。
減点法だとチャレンジに失敗すると怒られる。そうじゃなくてチャレンジしたということで加点してあげないといけない。
「世の中やお客様は変わっているじゃない、それなのにやり方は同じでいいの?」と言うとみんなハッとなります。
これは評価システムだとかで、我々の方が常に考えておかないといけない問題です。

2.私は年(52歳で社長に就任)とか、基本的に関係ないと思います。
社長の肩書って何だろうと考えますと、社長もやっぱり「係」です。
まずは自分で信じたことを自分の責任でやる。ただその前に相談やコミュニケーションで風通しをよくする。
経験がない分、最初に思いを伝えておかないと、逆に間違ってしまうことが多いです。

3.社長になると、いい情報しか上がってこないと言われます。
それは絶対にダメだと思っているので、できるだけ多くの人と会う機会を増やしています。
お店まで行くし、大手ドラックストアの社長のところにも話を聞きに行く。
できるだけそこから吸い上げていきながら、何かあった時には判断する。
最後はやはりお客様ですから、それが軸であれば間違わないと思います。

末川 久幸(資生堂社長)
(参考:「日経ビジネス」2012年2月27日号)

最終更新日:2012年06月07日

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